ならBonbonに使った大和野菜やお茶は、奈良の風土が生んだのびやかな産物です。
太陽の下で農家の方々が慈しんで育てた大切なものにこだわって使わせていただきました。

奈良の片平あかね

「片平の宝」とされる片平あかねは、大和伝統野菜のひとつ。
鮮やかな赤が特徴の蕪(かぶら)の一種です。
奈良県の北東部、三重県との県境にある山辺郡山添村片平集落約35戸が戦前から自家用として各家庭で栽培されてきたとされています。

色の鮮やかな種が選抜され代々伝わってきましたが、親戚間で良い種を交換し、種や栽培方法は、それぞれ秘伝として守られてきました。形が日野野菜に似ていることから「ひのな」と呼んでいましたが、片平区民の公募により「片平あかね」とされました。
ならBonbonの淡くてはかない自然の赤は、絶やさずに栽培を続ける皆さんの情熱の色でもあります。

奈良の大和とうきの葉

とうきはセリ科、シシウド属の多年草。
湯通しして乾燥させたとうきの根は冷え性、血行障害、強壮、鎮痛薬などの漢方薬「当帰」として処方されています。
葉は、深い緑色が鮮やかで、セロリのような香りが特長です。和製ハーブ、お茶、調味料などに加工されます。最近は入浴剤などでも知られるようになりました。奈良県では吉野郡を中心にヤマトトウキが栽培されています。ならBonbonに使用されているとうきは、奈良県高取町で栽培されています。高取町は昔から薬草や製薬業ゆかりの地として知られていますが、年々、薬草栽培は減りつつあることを危惧した地元の皆さんが、再興をめざして頑張っておられます。
和製ハーブと言われる味わいをお楽しみください。

奈良の唐辛子

奈良県の北東部、大和高原と呼ばれる高原地帯に位置する宇陀市の高原で生産された唐辛子を使用しています。
坂本農園の唐辛子は、雲海に囲まれることもあるような山間の高原の畑で無農薬栽培で、大切に育てられています。
栽培から製品加工までを一貫して行い「おいしく安全な唐辛子」を生産することを信念とした坂本さんの唐辛子を飴にしたいと思い、挑戦しました。
甘さの中からにじみ出てくるピリリとした辛さが特徴です。

奈良の本葛と天然バニラエッセンス

葛はマメ科の蔓性多年草で、秋の七草のひとつ。
根は漢方薬として、花は二日酔いの薬などに利用されてきました。葛根からとれる本葛粉は、その独特の風味や粘りなどを生かして、葛饅頭、葛きりなどの高級和菓子に使用されることで知られています。

奈良・吉野地方は、良質の水、寒冷な土地といった葛粉の精製に適した地形を備え「吉野晒し(よしのざらし)」という伝統の製法で生み出す「吉野本葛」の品質はその優秀さで知られています。
さらなるこだわりは天然バニラエッセンス。100%天然濃縮バニラ原液で、フランス王朝時代バニラの女王として君臨していた伝統を尊び、最高品質のブルボンバニラのみとこだわりました。
限りなく自然のままのバニラがふくよかに香ります。その風味を本葛で包み込みました。

奈良の大和抹茶

大和茶が栽培される奈良県東北部の大和高原一帯は、標高200~600mの山間冷涼地。
日照時間が短く、昼夜の温度差も大きいため昼間に合成された糖類が消費されずに茶葉に残り、自然な甘みや旨味が生きた茶葉が収穫できます。
中でも奈良県の北東部に位置する奈良市月ヶ瀬は、大和茶の生産地のひとつとしてここで作られるお茶は「月ヶ瀬茶」の名で知られてきました。
代々、月ヶ瀬茶を生産してきた小西農園から届く、こだわりの上質・大和茶葉を使用しています。
「月ヶ瀬という名と自分が育てた大和茶に誇りを感じています」という小山誠さんの大切に育んだ“子ども”のような茶葉です。

奈良のほうじ茶ラテ

すべて手作業で作る「手もみ茶」に魅せられた月ヶ瀬の上久保淳一さんのほうじ茶です。
上久保さんは「全国手もみ茶品評会」で最高峰の賞を受賞した経験の持ち主。
ならBonnbnに使用するのは「砂ほうじ茶」です。上久保さんが実践している「砂ほうじ製法」は熱した砂のような細かな石でゆっくりと焙じる方法で、香りと香ばしさの両方を味わえます。
こだわりながら心を込めて作るお茶だけあって澄んだ温かい滋味が特徴です。
ミルクとの相性もバツグンで口に含むと、さまざまな香りと味の協奏が楽しめます。

奈良の青豆きなこ

奈良県宇陀市の名産は、宇陀金ごぼう、大和茶、吉野本葛などが知られていますが、中でも宇陀産黒大豆・黒大豆枝豆は有名です。
宇陀黒大豆は高品質で、良質のタンパク質を豊富に含んでいます。
枝豆は黒豆になる前に収穫しますが、宇陀の黒豆の旬は10月のほんの短い時期に限られています。プリッとした枝豆は、まさに「食べだしたら止まらない」美味しさ。
毎年行われる「ふる里宇陀黒豆枝豆まつり」は、観光イベントとして定着してきました。
その枝豆をきな粉にして加えました。和菓子のような懐かしい味が自慢です。

奈良の柿の葉茶

合同会社「ほうせき箱」(奈良県天理市)代表の平井宗助さんが立ち上げたブランド「SOUSUKE」の柿の葉茶を使用。奈良県天理市近郊の畑で収穫した自然栽培の柿の葉を製茶したものを微粉末加工後に加えました。

平井さんが、老舗柿の葉ずしメーカーの代表取締役を辞してまで柿の葉事業に情熱をつぎ込んでいるのには理由があります。生まれ育った奈良、特に天理市周辺地域の耕作放棄地(畑などをそのまま手入れをせずに放った状態)などが増え、地域の貴重な資産が利用されないのは非常にもったいないと感じたからです。「耕作放棄地を増やさないために、離農される農家さんから畑を受け継いでいます。生産した柿の葉を100%利用できるように、形や大きさを問わないお茶や調味料などの商品開発を行っています」と平井さんは話しています。ならBonbonもお手伝いができたら嬉しいと思っています。