奈良の自然の味を大切に、
美味しさを追求しています

ならBonbonの始まりは、2002年フランス菓子の教室からスタートいたしました。
教室を運営する中で、毎月新しいレシピを考え、たくさんの生徒さん達と楽しい時間を過ごしてまいりました。ある時、地元の大学の生徒さんから奈良漬を使用したお菓子の開発依頼があり、共同で開発することになりました。まずは、奈良漬の研究から行い、お酒の苦手な方々にも召し上がって戴けるお菓子が完成し誕生したのが「奈良漬サブレ」です。
当時は、奈良漬の使用したお菓子は珍しく、大変好評で現在も販売させていただいております。

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この奈良漬サブレの開発するにあたり、奈良県の素晴らしい生産者の方々を知り、これらの食材でお菓子を作り、たくさんの方々に奈良の食材を知って戴きたいと思いました。
色んなお菓子を考える中、世界中のほとんどが、飴を食していることから、地元の食材の自然の味と色を生かした飴を開発することに致しました。

自然の飴にするための実験は3年目にして実現し、第1号は「片平あかね」です。
日本全国、素晴らしい食材はあり、身近な奈良にもたくさんの良い食材がございます。それとともに、奈良には美味しいものを作る技術など、発酵する文化が奈良時代から根付いていることも、大切な食文化ではないでしょうか。その全ての事をお菓子を通じて発信できればと考えております。

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自然の風味を感じていただき、心和むひと時で喜んで戴けることを目指してこれからも活動を行いたいと思っております。
また、美味しいお菓子を作るにあたり、生産者さんをはじめ多くの方々のご協力があります。
ならBonbonでは、その作る過程も皆さまに知って戴きたいと思っております。
自然の恵みの食材を、美味しく、無駄なく使用することを目的として、二つの活動を行っております。

一つは、「こめあめプロジェクト」で、奈良県御所市の社会福祉法人「あすなろ」にてこめあめを製造していただいております。その製造過程ででる米の粕は、御所市の養鶏所にて鳥の餌として使用し、その卵は、ならBonbonが使用してお菓子を作るプロジェクトです。

もう一つのプロジェクトは、奈良の良き食材を蒸留し、天然エッセンスを抽出し、お菓子に使用いたします。蒸留したあとの残った部分もお菓子として加工致します。
天然のエッセンスの香りが良いことと、食材をたくさん使用いたしますので、地域活性としての目的もあります。
ならBonbonの商品にご理解いただきますお客様をはじめ、すべての人が、自然の恵みに感謝し、地域とともに生き、喜びを味わえることを目標に、皆様とともに活動を行っていきたいと思います。

ドネードゥガトー(ならBonbon)
神谷優希

■プロフィール
1999年 フランスの製菓学校 Ritz Escoffier(リッツ エスコンフィエ)にて学ぶ
2001年 フランスの製菓学校 Ecole gastronomique Bellouet Conseil(エコール ガストロノミー ベルエ コンセイユ)にて学ぶ